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補聴器と集音器の違い
補聴器は医療機器です。医療費控除や助成の対象になるのも補聴器です。
いちばんの違いは「医療機器かどうか」
| 補聴器 | 集音器 | |
|---|---|---|
| 分類 | 医療機器(管理医療機器) | オーディオ機器などの一般の機器 |
| 国の基準 | 薬機法の基準を満たし、認められた製品だけが「補聴器」 | 製造・販売に厚生労働省の認可は不要 |
| 売る側の手続き | 販売の届出が必要 | 特別な届出は不要 |
| 調整 | 専門の人が聞こえに合わせて調整する | 多くは調整なしで使う |
| 価格の目安(1台) | 約10万〜30万円が相場 | 約1万〜3万円が相場 |
| 医療費控除・助成 | 条件を満たせば対象 | 対象にならない |
分類・基準・価格の目安は日本補聴器工業会の解説、管理医療機器であることは消費者庁の注意喚起より。医療費控除・助成の欄は本稿のまとめ(下の説明を参照)。
医療費控除や助成は「補聴器」が前提
国税庁が医療費控除の対象と示しているのは、補聴器相談医が「補聴器適合に関する診療情報提供書」で必要と証明した補聴器の購入費です。自治体の助成でも、たとえば船橋市は「集音器や助聴器など、補聴器以外を購入した場合」を対象外としています。
5年でくらべると(片耳)
補聴器は片耳20万円なら5年で約25.5万円(電池代込み)、控除後は約24.0万円です。集音器はずっと安く買えますが、聞こえの状態に合わせた調整がなく、制度の対象にもなりません。安さだけで選ぶ前に、一度耳鼻咽喉科で聞こえを調べてもらいましょう。
通信販売で起きているトラブル
国民生活センターには補聴器の相談が毎年500〜600件台寄せられ(2015〜2019年度)、2021年1月までの年度途中では通信販売が26%を占めました。「誰でも装着可能」とされた補聴器が合わず、使い始めたあとなので返品を断られた例が紹介されています。
- まず専門医の診断を受ける
- 契約の前に、自分に合うかを試して確かめる
- 一人で決めず、家族などに相談する
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みみ太郎は医療機器の補聴器ではなく、集音器です。補聴器の医療費控除や自治体助成の対象としては紹介していません。補聴器が必要かどうかは、購入前に耳鼻咽喉科で相談してください。
貸し出しの利用条件、返却方法、購入価格はリンク先で確認してください。
まず耳鼻咽喉科で、補聴器が必要かを相談する
聞こえにくさの原因は人によって違い、治療で良くなるものもあります。まず耳鼻咽喉科(できれば補聴器相談医)で診察と検査を受け、補聴器が合うと言われたら、認定補聴器技能者がいる店で試聴・調整をしてから決めましょう。医療費控除や助成も、多くは医師の書類が出発点です。
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出典
- 日本補聴器工業会 補聴器と集音器の違い
- 消費者庁 補聴器の購入に関する注意喚起
- 国民生活センター 補聴器トラブルを防ぎましょう!(2021年2月25日)
- 国税庁 個人課税課情報第3号(平成30年4月16日)補聴器の購入費用に係る医療費控除の取扱い
- 船橋市 高齢者の補聴器購入費の助成