補聴器の費用ノート > 自治体の高齢者補聴器助成 > 新宿区の補聴器の支給と購入費助成
新宿区の補聴器の支給と購入費助成の手順
新宿区では、区が用意する補聴器を受け取る「支給」と、自分で選んで買う「購入費助成」のどちらかを選びます。どちらも、区の決定のあとに受け取る・買う順番です。
制度の要点
| 事業名 | 補聴器の支給等(高齢者支援課)。2026年4月1日に内容を変更 |
| 対象 | 65歳以上で、聞こえにくさがある人。障害者福祉の制度で支援を受けていない人(聴覚の身体障害者手帳がある人は障害者福祉課へ) |
| 選び方 | 区の補聴器の支給か、購入費の助成のどちらか |
| 受診 | どちらも、区指定の書類を持って耳鼻科で聴力検査を受ける。耳鼻科の費用と文書料は自己負担 |
| 申請先 | 本庁舎2階の高齢者支援課(5・6番窓口)か、各高齢者総合相談センター |
| 再支給 | 同じ側の耳は、前回の支給日から5年間は再支給しない(紛失・破損の場合も同じ) |
新宿区公式ページより要約。条件は変わることがあるので、申請前に高齢者支援課(03-5273-4305)で確認してください。
支給と購入費助成の違い
| 補聴器の支給 | 購入費の助成 | |
|---|---|---|
| もらえるもの | 中等度難聴用の耳かけ型(片耳か両耳)か箱型 | 購入した補聴器の実費。上限72,450円 |
| 自己負担 | 耳かけ型片耳か箱型 2,000円、耳かけ型両耳 4,000円(受け取るときに払う)。住民税非課税世帯、生活保護、中国残留邦人等支援給付の人は負担なし | 購入額から助成額を引いた額 |
| どこで | 認定補聴器技能者がいる区の指定事業者。決定後に電話で予約して受け取る | 認定補聴器技能者がいる店で、管理医療機器の補聴器を買う |
| 順番 | 決定通知のあとに受け取る | 決定通知のあとに買い、領収書を区へ出す |
機種を自分で選びたいか、自己負担をなるべく少なくしたいかで向き不向きが分かれます。どちらが合うかは、聞こえの状態と生活によって違うので、耳鼻科の医師や認定補聴器技能者に相談してから選びましょう。
申請の順番
- 区指定の書類で耳鼻科を受診する:聴力検査を受け、受診結果報告書と聴力検査結果表を受け取ります。
- 窓口に提出し、支給か助成かを選ぶ:申請書と一緒に、高齢者支援課か高齢者総合相談センターへ出します。
- 区の決定通知を待つ:決定より前に買った補聴器は助成の対象になりません。
- 支給なら予約して受け取る/助成なら買って領収書を出す
2021年4月から2026年3月に使った人の経過措置
この間に区の制度を使った人には、2026年4月の変更に合わせた経過措置があります。
- 前に支給を受けた人:前回と反対側の耳に、耳かけ型を1台受け取れます(自己負担2,000円。非課税世帯などは負担なし)。
- 前に購入費助成を受けた人:72,450円から前回の助成額を引いた額まで助成を受けられます。区の例では、2025年度に33,000円を受けた人は39,450円までです。
- 前回の申請から6か月以内なら、耳鼻科の受診結果報告書は不要です(申請書は必要)。
片耳20万円の補聴器を購入費助成で買う場合、助成のあとの負担は127,550円になる本稿の試算です。他の区との違いは自治体の一覧にまとめました。区が補聴器を支給する方法を選べるのは、一覧の東京23区では新宿区と江東区です。
まず耳鼻咽喉科で、補聴器が必要かを相談する
聞こえにくさの原因は人によって違い、治療で良くなるものもあります。まず耳鼻咽喉科(できれば補聴器相談医)で診察と検査を受け、補聴器が合うと言われたら、認定補聴器技能者がいる店で試聴・調整をしてから決めましょう。新宿区の制度では、支給も助成も認定補聴器技能者がいる事業者・店が条件です。
紹介サービスの広告リンクは現在未設定です。
出典
- 新宿区 補聴器の支給等(2026年11月7日確認)